こごとですかい

gogoemipon2007-04-26

[ETC] 明け方ムスコ帰宅。
2週間ぶりですね。私はまだ会ってないが、遭遇したオットによるとまた痩せていたらしい。

ほぼ2ヶ月ぶりに休みが取れたので、今夜は昨日誕生日だったオットのお祝いで外食する予定♪

と我が家的にはいいかんじ。



と思っていたら、ちょっとあの教育再生会議ご意見って見ましたかっ。

なんですかあれは!

曰く、子守歌を聞かせ、母乳で育児

曰く、授乳中はテレビをつけない。5歳から子どもにテレビ、ビデオを長時間見せない

曰く、早寝早起き朝ごはんの励行

政府の諮問機関で経費に税金使って出てくるのがこれーー?!

じーさん・ばーさんからの嫁への小言じゃあるまいしっ。

この後出てくる「PTAに父親も参加。子どもと対話し教科書にも目を通す」の為には企業が相当の育児支援をするべきだし、それが出来ない現状をどう打開するのかは一向に出てこない。うちのオットはムスコが小さい頃はすんごい長時間勤務でPTAどころか年に1度の運動会だって何とかして休暇をとっていたものだ。

「親子でテレビではなく演劇などの芸術を鑑賞」をお勧めされたって時間もだけど、チケット買う余裕があるならお父ちゃんの靴買ってやりたいっておうちがゴマンとあるわけで。それなら文化庁がもっと振興に努め、各種団体に公演無料日を設定して広報活動しようとかあるでしょ。たっぷり余裕があって今の若い夫婦の育児現状をまったくわかっていない連中の考えそうなことであろう。

東京では通勤時間が長く、保育園に子供を長時間預けて働かざるを得ない。起きてご飯食べさせてちゃちゃっと片付けて自分も支度して出勤して働いて迎えにいってご飯食べさせてお風呂入れて寝かしつけて洗濯機まわして明日の支度して、って落ち着いた子育てなんかできないでっせ。

思い切って就学前児童のいる家庭はは6時間以内の勤務にする、とか就学までの6年間育休取れて、その間は一定の給与を確保して復帰も保証するとか、働け・税金払え・子供もバリバリ産め!と言うならそれなりの環境を国をあげて作らねばならんでしょ。働くお母さんはおうちにいるお母さんに比べれば子どもに目と手をかけてあげられる時間が圧倒的に少ない。それが後々齟齬になってしまうことはあるわけで、せめて幼児期には父・母が経済的にも環境的にも保護されている状況を作らなければ出生数は永遠に上がらないし、余裕のある子育てが出来ないでしょう。前から思ってたけど、この教育再生会議ってほんとに意味なし。コッパヤクニンが「カタチあるものをやってるところを見せましょかね」と作ったんだだわよ!



今日の一枚  「おかーさん、落ち着いて!」