ぎんぽんのこと

gogoemipon2004-11-24

[CATS] ぎんぽんはオットが選んだ。

2003年初頭、私の「今年の目標」のトップは「今年は犬かネコを飼う」だった。ムスコも20才になったし、今まで彼のアレルギーを危惧して、動物好きなわたしが何にも飼えずに来たんだもん。たとえアレルギーが出ちゃったってもう20才。ダメならムスコが家を出ればいいんだ〜、と。元喘息児が今じゃ喫煙者。たぶん大丈夫だろう。犬が良いかな?ネコがいいかな?私の兄・姉のところは犬、実家にいたのもトリと犬。「やっぱ犬ね」と思うものの私は大型犬好き。街を歩くレトリーバーやアフガンににうっとりする。が、友達んちのラブを見ていてもわかるけど大型犬は大きい(笑)家は荒れるし、散歩だってしなくちゃだし...大変よね。

そんな母にムスコは「犬ならちっちぇーやつだよ。病気したりもするんだし、イザという時、かーちゃんがヒョッと抱き上げられるサイズ!散歩だって当てにしないでよ」と言い放つ。きー。でもそれはその通り。一つ屋根の下で暮らせば外出や旅行もあるし、ここはひとつ皆さんの意見を聞かねばならぬ。男性陣はネコ推奨。単に散歩役がまわってくるのを見越しているだけじゃん、とは思ったけど私は犬もネコもどっちも好きだしなー。ネコがうまいこと落ちてたら拾うんだけど、我が家の周辺ではネコおばさんがノラをひっつかまえては避妊手術をしたそうで、外をうろうろする子達はいつも同じメンバーで子連れはこの5年間で1回しか見たことがない。

どうかなー、ちいさい犬もかわいいかもな〜、と近所のペットショップへ出向いた。ネコにするにしてもどんな種類があるのかオットに見せよう、と思ったのだった。いましたね、悩殺するようなまっくろお目々のトイプードルにまっくろなチワワ。でもなー、小さくてもほえるし、トイレのしつけも結構大変なんだよね〜、と考えている私に「ねぇ、オレこれでいい。このこにしようよ」とオットが指さしたケージには生まれて2ヶ月足らずのアメショーが。「抱きます?」とオーナー。オットの手の中にすっぽり入るほどの子猫はオットのその手を一生懸命ペロペロ舐めている。あぁ〜、もう決まるよね〜、これは。ネットでネコ種を検索してみたり、犬猫本を立ち読みしたりあれこれ考慮していた私を尻目にオットは「じゃ、このこで!」

結局こうやってみんなペットショップで悩殺されていくのね。

そうしてやってきたぎんぽんも来月で早や2才。すんごいワルいねこです、これが。

そのワルぶりはまた!


今日の一枚 「遠いあの日」ぎんぽん生後3ヶ月