ぎんぽんさま

gogoemipon2004-12-08

[CATS] ピンポ〜ン♪と聞こえたら、おたくのにゃんこは走ってベッドの下に隠れますか?それともお出迎えに行きますか?
我がぎんぽんは後者。わたしの友達であれ、ダスキンのお兄さんであれ、保険屋さんであれ、のこのこと出てきて来訪者の持ち物、本人を嗅ぎまくる。エアコン修理のお兄さんの道具箱に鼻を突っ込み、道具を取ろうとしたお兄さんをのけぞらせている。好奇心丸出し。戸棚が開いてれば入らずにいられない、フタがあったら開けたい、知らないモノは噛んでみたい、というところは他には「おさるのジョージ」か友達の娘Sちゃんの小さかったころか、とにかく首をつっこみたい。



うちではティッシュボックスもゴミ箱も、もちろん食べ物なんか出しておけない。
友達が遊びに来ていたとき「カタンカタン」と耳慣れない音が。「カッチャ〜ン」が聞こえてきたので、気になって音のする方へ行ってみたところ、フタをあけてキノコ汁をしゃぶしゃぶとすするぎんぽんがっ。友達はクイッと顔を上げたぎんぽんと目が合って「ひょ〜っ」というすごい声をあげた。
ドアから半分だけ顔を出してこちらをうかがっていたり、オットがだっこしたくて近寄るとシッポをふくらまして警戒したり、とはっきり言って「家庭内ノラネコ」なのである。うちの流しなんか全部フタで覆ってあるのよ、生ゴミ漁らないように。おふとんに入ってくる、なんてもちろん無く、同じ部屋で寝るのも本当はイヤがってるけど、無理矢理連れ込んで寝かす。隙あらば出て行ってひとりで寝たいのだ。独立心が強いと言えばそうだけどさみしい。ゴロゴロとノドを鳴らしたり、もめったにしない。



そうだ、こんな事もあった。日曜日の朝、休みでも早起きのオットが階下に降りていく。わたしは半分眠りながら「おやすみだもん、もっとねるんだ〜」とうとうとしていた。そこに「うわ〜っ、ぎん〜」の声。え?なになに?何か言ってるけど聞こえない。仕方なしに起きていくと、ん?別に何にもないじゃない?
「見る?」とオット。
と彼が台所のよこの小さい食品庫を開けるとそこにはっ!ぎんぽんの大好物「かつをぶし」が散乱している〜。ダシ用に大きい紙袋に入っていたかつをぶしを、思うさま食べた様子が一目でわかる。どうもしっかり閉まりきってなかったらしいんだな、ドア。それからはうちでは家の中にもかかわらず「きっちり閉めたか確認」を怠らない。
そんなぎんぽんだけど、さすがにわたしは特別らしくて、家にいる日はいつも私のいる所についてまわっている。寄られたくないけどそばにいたい。う、ノラだ、やっぱ。爆睡してる時にさわりまくり、ふかふかの毛皮を堪能、だけでも良しとしなくては、かな?だってすっごくかわいいんだもん。
いよいよ日曜日に新ネコがやってくる。こんどこそ膝に乗ってきたり、うにゃん、と甘えてくる子であって欲しい。頼むよ。



今日の一枚 「だから眠いんだってば」