スター・ウォーズ その1

gogoemipon2005-07-10

[CINEMA] スター・ウォーズ公開である。いよいよシリーズ最終作「シスの復讐」見てまいりました!

うちのムスコは先行ロードショー嫌い。映画というのはきっちり公開日に見るもんだそうで。でも「一緒に行こうよ」と言ってくれるのでわたしもほくほく待っていた。六本木ヴァージン・シネマのネット予約は上映日2日前の0時から、ということは土曜日のチケットは水曜日の夜。朝が早く日付が変わるまでなんてとっても起きていられないのだが頑張った。おかげでベストポジションを押さえたのだ、ははは。

思えば1978年日本公開時、初日に今は無き銀座テアトル東京にオットとエピソード4を見に行ってから早や27年である。学生だったわたし達がまさか成人したムスコとシリーズ最終作を見ることになるなんてねぇ。映画館を見回してもまだ生まれてなかったでしょ、な年齢のひとがいっぱいだもんなー。

さて、オープニングの空中戦、アナキンの横にR2-D2が乗っている。後の反乱軍戦闘機X-Wing fighterを彷彿とさせる戦闘翼が開くタイプ。あ、このタイプは残っていくのね、など楽しい反面、父と子と同じようにR2を...とせつない。早くも胸がぐっと来る。この空中戦はスター・ウォーズならではのシーンでイイ。オビ=ワンとアナキンとで誘拐された元老院議長パルパティーンを奪還するくだりではR2がドルイド相手にバリバリ闘うのがキュートでファンにはこたえられない。と、楽しく見られるのはこのへんまでで、まー、2時間半で話をまとめなきゃなので忙しい。エピソード2 を見直して無かったせいもあってかストーリーを把握するのがたいへん。ひとはいっぱい出る、場面切り替えは多いで、どうしても駆け足で、深い造形が出来ていないのでパドメやアナキンが頭わるく見えてしまう。大迫力なんだけどねー。それと殺陣がダメね。ジェダイの戦いのキモなんだから、もうちょっと何とかなんないのかなぁ。日本人の殺陣師を入れろーって思った。終盤の4へのつなぎはよく出来ていた。

かつて4を見終わったとき、すごくエキサイトした。映画ってすごい、面白くてすごくてワクワクした。もっと見たいっ。それから27年、3のエンディング・クレジットを見ながら胸に浮かぶ何とも言えない複雑さ、悲痛さ。1〜3はいわば崩壊の物語なのだから悲痛さは当然かと。でもこの27年で世界はずっとずっと複雑になってしまったことをつくづく感じたからなのよね。


今日の一枚  「おひめさまを出してよ」