パリ その8
[ETC] パリのおみやげ。
ホノルルやグァムなら、でっかいギャラリアに足を運べばオット関係の義理土産など山と積まれているけれど。パリってギャラリアってあったんでしょーか?あれはアメリカ系のとこだけ?
どっちにしても見る事に精一杯なので、みやげのことまでアタマが回らない。幸いにも、みやげなんかいいよ、写真見せてよね、という友人ばかり。友達が少ないとこういう時は気楽である。
んでは、「the みやげ!」ではなく、面白そうなものがあったら買いましょ、なキモチでショッピング。結局ほとんど買ってない。自分のカエルや友人達のお嬢にあげようと買ったおされなイラストのノートとか、自分で着る予定のブタ柄のTシャツとか。「今日の一枚」はそんなへんちくもの。
パリ旅行のスタンダードなおみやげって何ですか?チョコ? たしかに一番最後に見たドゴール空港のみやげもん屋にはチョコが積んであった。
で、うちのオットの発案「凱旋門バウムクーヘン」のはなし。パリで見かける観光客、さすがヨーロッパは若い人がホイホイ気軽に行くにはちょと遠い&お高い。年配の方々が多いんですね。このひと達はおみやげどうするのかな?
出発前、ムスコに何かおみやげは?と聞いたけれど、
「パリみやげねぇ、なんだろ、何があるかね」
「やっぱ、エッフェル塔まんじゅうか、凱旋門瓦せんべいですかね」
「あるの?」
「ないです」
濃ゆいチョコレートよりいいじゃないね。それをオットは耳にしていた。パリに来て数日、街のお菓子屋さんでバウムクーヘンを見かけて言い出した。
「あの層になってるところが凱旋門ぽいよ、どうかな、例の[凱旋門]もの」
そうね、そうね、エッフェル塔のほうは塔を浮き彫りにしたマドレーヌね、金型は川口あたりで作らせましょう。おされなパッケージで旅行代理店とも契約しよう。日本人観光客がたかるほどにしましょう、アナタ。
だけどさ、バウムクーヘンってドイツ菓子だわよ。いっか、EUだし。
みなさん、数年後、パリの街角で「エッフェル塔マドレーヌ」お見かけになったら、わー、事業成功したのね、とお思いあれー。
今日の一枚 「えーと、ブタライターにする」 (ムスコ)