パリ その後

gogoemipon2005-09-29

[ETC] カタカナ表記はやっかいだ。

蚤の市でのカエルの由来を知るべく検索をかけるも全然出なかった。だいたい検索が苦手で、10件だったり20000件だったり「ひゃーん」ということが多い。このブログを見てくださったパリのM氏のおかげでとっかかりが出来たので再び調べてみると、フランス語発音から言えば「サンドゥーズ」(Sandoz)なのが日本では「サンド」、エドゥアール・サンドであった。大体リモージュ窯のアヴィラン(Haviland)だって「ハヴィランド社」と日本では言われている。ま、もともとサンドゥーズを知らないわたしが悪いんだけど〜。彫刻家って全くわからない〜。

で、わかった。M氏のお教え通り、スイス生まれ、アール・デコ時代に活躍した彫刻家でいろいろな動物をテーマにしている。東京都庭園美術館で1995年に「エドゥアール・サンド彫刻展 − 動物たちのシンフォニー −」が開催されていた。ついつい古書ネットでその図録をオーダー。来ました。美品でした。

カエルモチーフ作品もいろいろあって、ブロンズで製作された楽器を弾くカエル、「ワルツ」「タンゴ」「ルンバ」などのタイトルが付けられた踊るカエルシリーズや、水晶原石の一部分に彫られた「カエルの女王」はすばらしい作品。他にもエイやトビウオのブロンズの小物入れなどもある。磁器のデザインはとても洗練されていてステキなものばかり。コレクションしたくなるわぁ。見に行きたかったなぁ。まだパラパラとしか見ていないのでしっかりじっくり見る。

もしかして今回のパリ行きで一番の収穫かも。また彫刻展があったら今度は絶対行くぞぉ。



今日の一枚  「やめて・・・」