うそぉ! 〜アルハンブラ宮殿〜

gogoemipon2006-04-05

[ETC] ぐりたん、ほとんど回復。

腫れ始めたときはじーっとしているのだが、良くなってくると若旦那と走ったり遊んだり。人間のモノモライのときも頭が重いし、熱がこもってるようなかんじだもんね。一安心です。



さて、いよいよアルハンブラ宮殿。当日券を買うため、朝7時にホテルを出た。ほとんどどしゃぶり状態であった。

チケット売り場まで徒歩で10分ほど。売り場にはすでに20人くらい並んでいるが、これなら問題なく買えるだろうとほっとする。入場料は一般10ユーロなり。入場時間が書いてあるが8:00から、とあるのでそのまま入場門をくぐった。しばらく歩くと、パラドール・デ・グラナダがある。実はここに宿泊したかったのだが、今は半分を改装中ということで予約が取れなかったのだ。ビジターでもお茶を飲んだり出来ると書いてあったので、レセプションで朝ごはんを食べたいと言うとOK。家庭的なダイニングで温かいおかずもあり、朝から雨の中歩いたり並んだりしたわたしたちはひと息入れることが出来た。外は相変わらずの雨。アルハンブラ宮殿といえば光と影のイメージなのに、どんよりしたグレイの空にため息も出る。

「降ってるねー。」

「ねー。寒いしねー。」

嘆いていても仕方ない。ショールをかぶって外へ。

アルハンブラ宮殿は屋外にいろいろ建物が点在しているので、ひとつところに入るにも折りたたみカサをまとめたり、いちいち手間がかかる。後にこれが響いてくることになるのだ。

まずはサンタマリア教会や庭園を横目にカルロス5世宮へ。博物館もあるのだがわたし達の行った月曜日はおやすみ。どうにも運が無い。それでも2Fに上がり、うろうろしていた猫の撮影。さて、次は王宮に。このアルハンブラ宮殿というのは後にわかったのだが「王宮」、「カルロス五世宮殿」、「アルカサバ」、「ヘネラリーフェ」の四つの部分から成り立っており、スペイン最後のイスラム王朝が120年もの年月をかけて完成。建物と建物をパティオでつなぐ、といった様式だし、なかなか全容が掴めない。

ともかく王宮入口にたどりつき、求められるままチケットを出した。すると門番のおじさん、



「入場できません!」



えええええっ!? な、なぜ? 入場制限時間を過ぎてるだと!

雨の中、わたしたち二人は呆然と立ちつくした。(この項続く)



 
「今日の一枚」 カルロス5世宮殿にいたねこ。上のこはおなかにあかちゃんが。
 下のこの子がどうやらダンナさんのようだ。