恐怖の日曜日

gogoemipon2006-04-09

[ETC] 朝起きたら、ぐりたんがケモノになっていた。

早朝階下で何かすっごい事件が起きていたのか、若旦那にうなりまくりでしゃーしゃーふーふーでガタガタ震えている。若旦那の方はぐりたんがとてもお怒りの様子、というのは認識しているものの思い当たる節がないらしい。ちびっちゃいくせにぐりたんの唸り声は100%ケモノ。洗面所には嘔吐跡(若旦那だ)、リビングには脱糞跡(ぐりたんであろう)。漏らすほど怖かったんか。まったく原因不明なのでどうしていいのかわからない。「この後飛び掛ったりしてケンカになったら」「このままずっとこんな風になっちゃったら」

どうしたらいいのー。

ここでほとんどの方が「ったく、オオゲサなんだからー」「猫はもともとケモノだしー」「ほっとくしかないでしょーに」とお思いでしょう。その通りなんです。でも。でもね。弱いのよ、こういうときのわたしは。

こんな時は、そう緊急国際電話。日曜朝一のエマージェンシーコールをHちゃんに入れる。一通りわたしの話を聞いたHちゃん。賢明な彼女は「なだめる相手はぐりたんではなくパニクってるえみである」とすぐに了解、「いったん恐怖スイッチが入っちゃったら治まるには時間をとること、大騒ぎして人間が変に介入しないこと、とにかくダッコでもなんでもぐりたんを安心させてあげること」を静かにやさしく話してくれる。わたしもクールダウンしなきゃダメなようで、オットの留守番でムスコと1時間ほど買い物に。トイレがらみのトラブルとも考えられたのでトイレを洗って猫砂を全とっかえ(若旦那がすぐ使った。もぉ〜)日中はリビングとダイニングにふたりを分けてお昼寝時間をタップリ取った。

夕方目覚めたぐりたんはしゅたっと床に下りた。それから5分、トイレの内外を嗅ぎまくり、出たり入ったり、若旦那のシッコも丹念に嗅ぐ。でもっておもむろに自分も用を足した。ちょっと安心。それから部屋の境の引き戸をスルスル開けた。ここからはオットの目撃なのだが、入ってきた若旦那につつつ、と寄ったぐりたんは鼻キスでごあいさつしたそうな。

「怒ってゴメンネ」

「もうカンベンしてあげるわ」

いずれか知らねど恐怖スイッチはオフになったようだ。いったい何があったのか。知りようがないがもうヤメテほしい。その後はそれぞれの定位置で眠っている。このまま終わりますように・・・・。


今日の一枚  「なかよくしてね(ハハ)」 



追記:一夜明けた今朝は、何事も無かったようにいつもどおり。

     ただし!! 

  若旦那が引き気味・・・。洗面所でひっそりタオルの上でうとうと。まだ警戒中!