スペインあれこれ

gogoemipon2006-04-23

[ETC] 先週はなにかと多忙。

例によってスペイン語のレッスン、若旦那の血便(治りました!)、縫製女工さんに変身、友人達と会食、ひょうたんの土作りに棚製作、春物衣料お買い上げツアーなどなど、盛沢山。あっというまに1週間、てかんじです。



さて、今日で締めくくりのスペイン記。

海外旅行に行ってもそれほど買い物しない。おみやげを買わない、というのもあるし(みんな、ゴメンよ!)、ブランドものは欲しければ日本で買うし。それでも買うのは本とカエル。カエルコレクションの半分くらいは海外で買ったもの。今回は「今日の一枚」のふたつ。黒いほうはグラナダの空港で買った鉄製。グラナダでは陶製品、鉄製品、織物、皮製品、楽器などの手工芸品が特産でお店もいろいろあるらしいのだが、街をうろうろしたのが日曜日とあってお店はほとんど休み、最後の空港でTが見つけてくれた。けっこうな重量だ。もうひとつのは銀に石が組み込まれている。マドリードのアンティークショップのウィンドウにあったのをすかさずチェックした。このお店にはアンティークのすてきなピアスなどもあったのだがカエルのみ購入。

そして本。もちろんピカソの画集!わたしがピカソ作品の中で最も好きな、「ミノタウロス」シリーズを網羅した1冊「PICASSO MINOTURO」を見つけ大満足。そのほか画集、美術館のカタログなど多数購入。

そして今回は映画にもなった「ナルニア国物語」スペイン語版と英西辞典を買おう、と思っていたので本屋を物色。が、目につくのは「ハリ・ポタ」ばかり・・・。それでも映画化とあってナルニアも平積みになっている。シリーズが全部合冊されているのを見つけて購入。しかーし、帰って見たら何と英語版であった(号泣)。ナルニアに限らずどうも英語版とスペイン語版が並んでいることが多かった。「あぁ、あったー」とよく見もせずに買ってしまったのだ。ま、わたしにはよくあること。ふんだ、インタースペインにあるかも、だからいいやい。この後探した辞書でも同じようなことをしそうになった。このときは3人がかりで使いやすそうなのを検討したので同じ轍を踏まずに済んだ。主要な買い物といえばこれらとフレンチブルのTシャツくらいだ。重量は充分だけどね。



スペインといえばフラメンコ、行きましたよ、タブラオ。マドリードでもかなり上のクラスと紹介された「Las Carboneras」。タブラオはたいてい食事つきかドリンクのみを選べる。わたしたちはドリンクのみで30ユーロくらい、夜10:30過ぎのステージを見た。ギター演奏Toque(トーケ)から始まり、2人の唄い手Cantaores(カンテオール)が歌いだすと始まる踊り。初めて見た本物のフラメンコ、とにかく強い。圧倒されるその力強さに感銘。観光客相手の店では若い前座を見せて最後のひとりがプロ!ってところが多いと聞くが(シロウトでも見ればわかるそうな)、この店は最初から大迫力であっというまに客をつかむ。最後のひとりは若いBailaorでかっこいー兄ちゃんだ!1時間あまりのステージを堪能した。それにしてもフラメンコって体力勝負だね。あの体力とかもし出すエネルギーはなかなか日本人には無理、と思われる。



そしてわたしのスペイン語は?

・・・・聞けない・・・言えない・・・・だってアワアワしちゃうし・・・。

ほんとにちょっぴりだけ何とかなりました。バルセロナは言葉違うので無理!はともかく、ほんとにガンバラないとダメだと痛感して帰国。空港にいてもバルにいても聞こえてくるスペイン語。「わからなきゃ。聞けなきゃ。」と緊張していてけっこう疲れるんだ、これが。アムステルダム空港での英語のアナウンスにちょっとホッとしたくらい。英語だってそんなに聞けるわけじゃないけどね。まぁ何しろスペイン人と一度も喋ったことが無かったわたし、いい経験になった。次回はもう少し落ち着いて聞いたり話したりできるようにますます勉強しなきゃ、なのでしたー。



今回のスペイン旅、Y君&Yちゃん御夫婦のおかげでサイコーに楽しかった。バルセロナグラナダにも電話で「だいじょうぶ?」と聞いてきてくれたし、マドリードでの大きな個展(Duranで開催中!連休中マドリードに行く方々はぜひ!5/6まで)を控えていたのにたくさん時間を取ってもらった。ありがとう! そして同行のTちゃん、おつかれさまでした!



今日の一枚  「けろけろけろ」