少子化がほんとにモンダイ?

gogoemipon2006-05-22

[ETC] しばらく不安定な天気が続くってよー。

もう梅雨なんでしょかね。ムスコの小学校では毎年5月の最終日曜が運動会だったが、たいてい梅雨入りのビミョーな時期でやきもきしていたもんだ。これで6月に入ったら晴天ばっかりだったりして。



さて、最近イライラする話。少子高齢化と久しいが、こどもがいっぱい生まれて年よりはそこそこの年で死ねばいい、ってもんじゃないわね。この件についてお国のやることはあまりにトンチンカンで信じられない。わたしはそもそもこの国土の狭さ、資源の乏しさからは、国力としては世界でも10番目くらいのGDPがあればいいんじゃないの〜、と思ってきた。国際経営開発研究所(IMD)の世界競争力ランキングでは11位だそうで、そんなもんでしょ。戦後ものすごく頑張って国を復興した方々のチカラで今の自分がある、というのはわかっているし、すごく感謝しているのだが。でも頑張って頑張っていつも右肩上がりに務めているばかりに置き忘れられたものもたくさんあって、これからはそういった事を検証して調整する段階に来たのだとおもう。今20歳までの世代って各年100万人程度なので40年後には60才までの人口6000万人くらいでしょ。ま、それはそれで良いんじゃないの、だが、モンダイは人数より質である。そんでもってこどもを生ませるには結婚だ、というのでお見合い国営という案を検討した、というではないの。何なんでしょ、一体。結婚しているのに子供作らないひと、産んでもひとりがせいぜい、というケースが増えに増えての少子化じゃないの?そこじゃないだろっ、と突っ込んだ。

週刊文春2006年5月25日号のコラム「新聞不信」で、現場の産科医が少なくなって出産体制が取れなくなってきた、激務である、だけじゃなく、現実に直面して憂いていることについては関心が寄せられていないとあった。問題なのは「十代の女性が生活や仕事などに何の展望も無いまま産むケースが多々ある一方、仕事や家庭を持ち、社会人として健全な生活を営んでいる女性がなかなか出産に踏み切らない」「母親の自覚無き女性の”多産”と知的レベルの高い女性の”少産”である」とある。そのとーり。

そして今朝、いつものようにネットの新聞記事をチェックして目に飛び込んだのは「栄養失調児:校長見かねて、こっそり牛乳飲ます」という毎日の記事。もう言葉も出ませんわ。



今日の一枚  「だから、ムズカシイことはわかんないのぉ」