残念です

[ETC]　今週はのんびり、を敢行中。

のんびりぼやっと古いミステリを読み返したりしてしまって、片付けなくちゃの予定や掃除が後回し。や、それがノンビリてこと？



今朝は残念なニュースを目にした。実相寺昭雄氏が亡くなられたのだ。

氏が監督されたウルトラマン･ウルトラセブン作品は独特で面白かった。

ウルトラマンでは「故郷は地球（ジャミラ）」や「怪獣墓場（シーボーズ）」などの大変印象的なもの、暗い画面展開で作られ独特な映像の「地上破壊工作（テレスドン）」、ギャグ満載「空からの贈り物（スカイドン）」など忘れられないものばかり。

リアルタイムでウルトラマンを見ていた年代であるが、大人になって見直してみると社会問題を取り入れたり、科学信仰への疑問を提示したりと、子供向けでありながら本当に真面目に製作していたことが今更ながら感じられる。

一方ウルトラセブンだが、氏は4本監督をしている。ダンとメトロン星人がちゃぶ台をはさんで語り合うというあの有名なシーンで知られる「狙われた町」はすぐに浮かぶのだが、残り3本については当時もその後も未見のような気がする。第12話の「遊星より愛を込めて」は後に欠番（この件についてコチラによくまとめられている。今はネット上でDVDを売買していると聞くが詳細については知らない。）となったため、その後見るチャンスが無かったのは当然としても、もう2本「第四惑星の悪夢」と「円盤が来た」もよく覚えていない。ウルトラセブンのコンセプトが「宇宙からの侵略者」との戦い、に主眼が置かれていたのでウルトラマンとは微妙に毛色が違うというか、こども時代にすごく熱心に見ていなかったのかも。

最近の実相寺作品でわたしが見たのは「姑獲鳥の夏」が最後となった。かつて手がけた特撮番組を自らリメークした映画「シルバー假面（かめん）」を完成させ、11月に試写会があり氏も出席されたという。12月23日公開だそうです。

まだまだご活躍中であったのに本当に残念です。ご冥福をお祈りします。

これを機会にというもなんですが、ウルトラセブンDVD BOX欲しいです。全部しっかり見たい。サンタさ〜ん、おねがいよ〜。


今日の一枚　　「オレも見たいよ！」